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2026/03/05

ここ試験に出ます!

出題率No.1? 新作ジャケット紹介ついでに和歌山のジャージについて深掘りしてみました。


  • お洒落に迷える昭和男の駆け込み寺
    「昭和男の令和スタイル」主宰のGMです。

    さて今回はね、こちらの新作のジャケットをご紹介しようと思ったんだけど、なんかね、引っ掛かる点があったんですよ。それはね、生地についてなんです。

  • ここで商品を紹介する時って、(対面接客の時もそうだけど) 間違ったことは書けないから、企画書を参考にしたり、実際手にとって着てみたりするんです。でね、企画書によるとどうやらこのジャケットは和歌山のジャージ素材を使ってるらしいんだけど、それ以上のことは詳しく書かれてないんです。ジャージだから当然伸縮性はあるし、シワもつきにくいというメリットがあるのはわかるんだけど、だからといって、なぜわざわざ和歌山と書くのか? 私が引っ掛かったのはそこなんです。

    私もこの業界長いから、何となくは知ってるんです。和歌山はニットの産地だってことを。私が大好きで愛用してるループウィラーのスウェットも、和歌山に現存する旧型の丸編み機(吊り編み機)で作られてたし。でも一般的にはそんなに知られてないと思うんです。 そこで今回は商品を紹介する前に、その辺りを深掘りしてみようと思ったんです。ということでたまには私と一緒にお勉強してみませんか? これ知ってると、ファッションの世界が益々楽しくなるだけでなく、試験対策にもなりますよ!(何の?)

  • それにしても不思議なのは、人間の生活に欠かせない「衣・食・住」ってコトバがあるじゃないですか。これって同列に云われてるわりには、農産物の産地はよく知られてるけど、生地の産地ってそれほどでもなくないですか? 基本的にどちらも気候や風土、地理的条件が影響してるんだけど、農産物の方がなぜか有名ですよね。 例えばお米なら新潟の魚沼産とか、ジャガイモは北海道、リンゴは青森、サクランボは山形、お茶は静岡、ブドウは山梨、サツマイモは鹿児島みたいに。

    もちろん生地の産地だって、地元の人たちや周辺の関係者の間では有名でも、そこまで一般的ではないはず。人間はやっぱり美味しい食べ物への興味には敵わないのかもね。そんな中でも岡山県児島のデニムとか、愛知県尾州のウール、北陸の化学繊維、愛媛県今治のタオル、静岡県遠州や兵庫県西脇のコットンなどは、ファッション好きの間ではまだ知られてる方なのかな。

    ところで私たちがよく口にする生地には、どうも混同しがちだけど、実は「織物」と「編み物」があるんです。農産物でいえば「野菜」と「果物」のように。簡単に言うと「織物」というのは経糸(たていと)と緯糸(よこいと)がある生地で、「編み物」というのは経糸はなく、緯糸一本だけでループ状に編んでいく生地です。さらに編み物には丸編みと横編み(セーター、マフラー)があって、丸編みとはいわゆるカットソーやTシャツ、ジャージなどのこと。だから優れた綿織物の産地ではあっても、カットーやジャージは遠州や西脇では作られてないんです。じゃあ、どこで? それは和歌山なんです。

  • 100年以上の歴史があり、日本最大シェアを誇る丸編みニットの産地・和歌山。古くは明治42年にスイス製の丸編み機を導入したのがはじまりといわれます。ソフトな風合いと伸縮性が特徴の生地、別名メリヤスです。

    そんな丸編み工場が軒を並べ、日本一栄えた街だった和歌山のニッターの中では後発組でありながらも、いち早くハイゲージに特化した特注のジャカードマシーンを取り入れ研鑽を積んだのが「カネマサ莫大小(メリヤス)株式会社」です。ここはいまでは “ハイゲージといえばカネマサ” と言われるほど、今日まで名だたる国内外ハイメゾンにオンリーワンの素材を提供してきました。そのハイクオリティなファブリックにメンズビギは以前から注目してきたんです。そして今回の新作ジャケットにもそれを採用したってわけ。それがこちらのジャケットです。

  • ハイゲージツイル ジャージジャケット

  • MEN’S BIGI

    【ACTIVE TAILOR/アクティブテイラー】ハイゲージツイル ジャージジャケット<防シワ性><ストレッチ>

    ¥39,000

  • MEN’S BIGI

    【ACTIVE TAILOR/アクティブテイラー】ハイゲージツイル ジャージジャケット<防シワ性><ストレッチ>

    ¥39,000

  • 100年以上の歴史を誇るニット産業の “聖地” 和歌山で作られたジャージ素材を使ったセットアップ対応のジャケット。ツイル柄に杢調の表情を加えることで、ジャージ素材にもかかわらず織物のような奥行きと高級感が。さらに特殊樹脂加工を施し、適度なハリ感による仕立て映えも。軽さやストレッチ性に加えシワになりにくさを備えた、実用性にも優れた一着なんです。個人的にはメランジ調の味わい深い色味や、機能素材にありがちなペラペラ感がないのも魅力です。

  • メンズビギらしい全体をすっきりとまとめた細身のシルエットで、きちんと感のあるルックスと、気負わず羽織れる快適さの両立で、セットアップスタイルはもちろん、単品使いでも洗練された大人の装いが完成します。また胸ポケットには同色のチーフが施され、パーティーや結婚式、入学式などのフォーマルなシーンでも活躍。私も早速着てみました。

  • ウ〜ン、ブラボー!トレビア〜ン!
    世界が認める和歌山カネマサのハイゲージジャージと、メンズビギが培ったテーラード技術が結晶した逸品がここに完成しました。和歌山はミカンや梅干しだけではありません!
    はい、ここ必ず試験に出ます!(だから何の?)

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