2026/05/05 |
サボテンブラザーズ |
メンズビギ有楽町店がサボテンに埋め尽くされる10日間!? |
お洒落に迷える昭和男の駆け込み寺、
「昭和男の令和スタイル」主宰の
メンズビギ有楽町店GMです。
さて今回のテーマは「サボテン」である。
なんで?と聞かれても困る。
とにかくサボテンであり、
どう逆立ちしてもサボテンなのだ。
もはやサボテン以外考えられないし、
こうなったらもう
サボテンと心中してもいいとさえ思う。
(意味分からん…)
そんな決意のもと開催されるのが、
メンズビギ有楽町店限定企画
こちらのPOP UP イベントなのだ!

静岡発のアーティスト横江氏が手がける “THE FASCINATED”(ザ ファシネイテッド)とMENS BIGIによる初のコラボレーションが実現!
“THE FASCINATED”(ザ・ファシネイテッド)の屋号で、静岡を拠点にサボテンを育てている横江亮介氏が扱うのは、主に「奇形サボテン」とよばれる希少種や突然変異種。サボテンの栽培・販売だけでなく、そのユニークな造形をグラフィックに落とし込んだアパレルやポスターも制作している。静岡市のセレクトショップ〈doodle & haptic〉のオーナーでもあり、ウェブマガジン「GOOD ERROR MAGAZINE」では編集長を務めている。
そして今回のコラボレーションでは、“THE FACISNATED”の独自の視点を、グラフィックとして表現したグラフィックTシャツが3型登場。どのデザインもサボテンの造形美と生命力をミニマルに描き出し、アートとファッションが響き合う一着に仕上げているのだ。
さらに発売を記念し、メンズビギ有楽町店にてイベントを開催。イベント期間中は別注Tシャツをはじめ、実際のサボテンを販売。めくるめくサボテンの世界観を体感できるイベントになっているのだ。
◆開催日時
5/8(金)-5/17(日)
◆開催場所
有楽町マルイ6Fメンズビギ店内
さて今回の企画が実現した背景には、MENS BIGI 2026S/Sのテーマ「Cafe West」の世界感をヴィジュアル的に表現する象徴として、サボテンがフィーチャーされていたからである。

さて、ここまで今回の企画について私なりに真摯にご紹介してきたつもりなので、ここからは心置きなくどうでもいい話を書こう。
ところでサボテンと聞いて私が真っ先に思い浮かぶのは、伊豆シャボテン公園ではなく、アメリカのコメディ西部劇映画「サボテンブラザーズ」(原題∶THREE AMIGOS)である。

ところで今の若い世代はほとんど知らないと思うが、”カウチポテト“というコトバを聞いたことはあるだろうか?
”カウチポテト“とは、ソファ(カウチ)などに寝そべってポテトチップを食べながらテレビやビデオばかり見て過ごすような、運動せずだらだら過ごす人やライフスタイルを指す俗語である。レンタルビデオが普及した80年代後半がピークだった。そして当時の私は紛れもなくカウチポテト族の1人であった。
毎日のようにレンタルビデオ屋を物色し、休日には白ワインとポテトチップスを買い込み、一日中ダラダラ飲み食いしながら映画鑑賞に浸る。そんな日々が一年以上続いた。その間に観た作品は膨大な数で、当時話題の映画だけでなく、過去の名作と云われるものまでほとんど観尽くした。そしてそれらの映画で味わったいくつもの違った種類の感動は、まだ20代前半だった私の人間形成に大きく寄与したのである。しかし、その代償も大きかった。私はブクブクと太り続け、別の意味での人間形成に繋がったのである。
そんなある日、いつものレンタルビデオ屋で気になるタイトルがあった。実は以前から気になってはいたのだが、そのあまりにもダサいタイトルとジャケットデザインに『誰がこんなもん観んの?』とさえ思っていた。しかし、その時の私は仕事の疲れで魔が差したのか、気がつくとそれを手にとりレジに向かっていたのだ。私が手にとったビデオ…。それが「サボテンブラザーズ」だったのだ。
この映画は日本では鬼門とされるアメリカンコメディである。はっきり言って私もアメリカの笑いは苦手だ。子供の頃テレビでよく視た「世界の料理ショー」や「奥さまは魔女」だって、いま思えば効果音の笑い声につられてただけで、ツマラナイ言葉遊びの連続は大して面白くもない。むしろ当時の日本の一般家庭では見たことがない大きなオーブンから、旨そうなローストされた肉塊が出てくるシーンや、内開きのドア、靴を履いたままベッドに寝転がるダーリンやサマンサなど、日本の住環境やライフスタイルとのギャップへの驚きや憧れが、笑いに変換されただけなのだ。
さてこの映画のあらすじは、ざっとこんな感じだ。
1916年、メキシコのサント・ポコ村ではエルワポ率いる盗賊団の襲撃に悩まされており、村の娘カルメンは用心棒を探していた。そして生まれて初めて観た映画「スリー・アミーゴス」シリーズのラッキー、ダスティ、ネッドの俳優3人を本物の英雄だと勘違いし、ハリウッドへ助けを求める電報を打つ。その頃、ちょうどハリウッドのスタジオをクビになっスリー・アミーゴーズ は、ショーの依頼だと勘違いしたまま本物の盗賊団に立ち向かうというストーリーで、日本のコントでいうところの勘違いネタである。監督は「ブルース・ブラザーズ」のジョン・ランディス。そしてそのスリー・アミーゴーズの3人を演じるのは、スティーヴ・マーティン、チェビー・チェイス、マーティン・ショートという、それぞれ第一線級のコメディアンたちであるが、一切話題にもならず、賞レースからも無縁の映画だった。
もちろん私は全く期待せずに観始めたのだが…。
『アッハッハッハッ!コイツらバカ!!』
3人の掛け合いや表情、動作があまりにバカバカしくクダラナイ。私は何度も口からポテトチップスを噴き出した。世の中にこんなしょうもない映画があったのか…。ストーリーも単純明快、いたって雑な作り、感動シーンも一切なし。なのにナゼか面白い。私は究極の笑いを見せられた気分だった。この面白さを共有できる相手だったら、朝までサシで飲めるとさえ思った。
これは後から知ったことだが、日本を代表する脚本家 三谷幸喜氏も一番感銘を受けた作品として挙げていたのである。ちなみに本作の原題でもある“スリー・アミーゴス”は、『踊る大捜査線』シリーズで、湾岸署の幹部3人組の呼称となっていたのである。
べつにまとめる必要もないのだが、後半のどうでもいい話が長過ぎて、前半のPOP UPイベントの話が薄れてしまった可能性があるので、ここでもう一度念押ししておきたい。
今回メンズビギ有楽町店で展示販売されるサボテンは、園芸店ではなかなかお目にかかれない希少種や突然変異種ばかりです。サボテンは長命。30年、50年、中には200年近く生きる種もあるといいます。静かに、けれども、確かに呼吸をし、弛まなく成長を続ける彼らから、多様なインスピレーションを受け取ってみてください。
メンズビギ有楽町店の “スリー・アミーゴーズ” が皆様のご来店をお待ちしております!!
