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  3. 【スタジャンを語る】1980年代を知るメンズビギスタッフによる対談
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本記事では、1980年代当時のメンズビギを知るスタッフの対談の様子をご紹介!
(株)メンズ・ビギ執行役員:青木(右)、第一事業部:杉尾(左) 、町田東急ツインズ店スタッフの村上(中)の3名でお送りいたします。 ぜひ最後までご覧くださいませ。


スタジャン全盛期の80年代、当時の人気ぶりはいかがでしたか?
杉尾:秋冬に販売する予定のスタジャンが、6月ごろから予約が入る人気ぶりでした。 VANさんの赤のスタジャンが大人気で、メンズビギもえんじ色が定番でした。 入社した当時社内でも先輩皆が着ていて、自分も購入した思い出があります。
 
村上:私は当時横浜のマルイで働いていましたが、確かに人気は凄かったです。 新宿の店舗ではスタジャンが納品される際、納品されたパッキンを開けるのを待つ列ができていたと聞きました。 横浜ではそこまでの現象は起きていませんでしたが、店の規模が小さいながらも納品されたらすぐに売れるような感じでした。
 
青木:学生時代、ちょうど今年リバイバルされた1985年モデルのスタジャンが欲しくて欲しくて、でも手に入りませんでした。 どうしてもメンズビギのショッパーを持って大学に行きたかったけれど、学生の財力ではベルトだけしか買えなかったことも今となってはいい思い出です(笑) そこからメンズビギに入社して、ストックルームの扉一面に貼ってある予約表に圧倒されていましたね。 「傷だらけの天使」のショーケンが本当に格好良くて、僕自身とても憧れて、入社しました。

当時の街ゆく人々のファッションはどのような様子でしたか?
杉尾:DCブーム真っ盛りで、ギャルソン、イッセイミヤケ、Y's、ニコル、メンズビギそれぞれ好きなブランドの世界観を表したファッションが流行っていました。 メンズビギは「遊びのスーツ」がメインでした。ダブルのバギースーツとか。
青木:当時村上さんも含めた女性の販売スタッフも、Sサイズをお直しして着用されてましたよね。 それが本当に可愛かったんです。
村上:そうなんです。意外と大きいままオーバーシルエットでそのまま着用していることも多かったです。 シューズだけレディースで探し回って履いていました。
杉尾:懐かしいですね。本社からも販売スタッフには全員商品を着用するようお願いしていて、女性スタッフにも協力していただいてました。
メンズビギで今でも大切にされている、思い出のアイテムはありますか?
村上:私は今でも捨てられないアイテムがいくつかあって、特にジャケットですね。 ハリスツイードのジャケットで、硬めの素材で着ると肩がきゅっと上がってしまうような(笑) すごく良い素材を使っていて、今では同じようなものはなかなか見つけられないです。
青木:確かに昔は本当に良い素材のものが多くて、カシミヤ100%のジャケットもありました。 義理の兄にこの間譲ったらとても喜んでくれて。 他にもムートンやレザーのロングコートを持っているのですが、思い出深くて手放せないですね。
杉尾:僕も色々持っていたのですが、服はどんどん新しいものが増えていくので、ほぼ知人に譲ってしまいました(笑)
これからのメンズファッションはどのようになっていくと思いますか?
青木:スーツ人気が復活して欲しいです! 僕は20年2つボタンのシングルのジャケットを着ていて、色々形や流行は変わるけれど、スーツを着て遊びに行っていたので、そんな時代がまた来てくれたらと。
杉尾:スーツ=遊びの洋服だったもんね。
村上:そうそう。女性から見てもスーツの男性は格好いいですもん。
杉尾:お洒落にスーツを着こなして遊びに行くようになったらいいよね。

▼青木の当時の写真で盛り上がる場面も。

今回は、当時を知るスタッフによる対談の様子をお送りしました。当時を思い出して共感いただける方も多いのではないでしょうか。 【100着限定復刻スタジャン】は公式オンラインストア、全国のメンズビギ店舗にて予約受付中です。 サイズ欠けが始まっているサイズもありますので、気になる方はぜひお早めにチェックしてくださいね。