テーラードジャケットのあれこれ
~正しい選び方とオススメコーデ~
テーラードジャケットは、サッと羽織れば品良くまとまり、合わせ方次第でカジュアルな印象にも仕上がる。いわば『大人の男の必需品』。 だが、「ON・OFF兼用にはどんなジャケットがいいの?」と改めて聞かれたら、はっきり答えられる人って意外と少ないのでは?? 今回は、テーラードジャケットの基本をおさらいするとともに、着やすさにこだわり抜いた珠玉のジャケットをUNIONSTATION流の着こなしでご紹介いたします。
基本の“キ”。テーラードジャケットとは
テーラードジャケットとは、『テーラード(英語:tailored)』=「紳士服仕立ての」という言葉の意味通り、ビジネスシーンで着用する「スーツジャケット」から派生する形で誕生しました。一言で言えば、私服として着用できるジャケットの一種。ただ、ブランドやメディアによってその定義はバラバラ。解釈が曖昧なのも事実。 そんな中でも単品で着回せるものこそ、UNION STATION的おすすめしたいテーラードジャケットと定義してみよう!
・スーツとの違いは?
スーツは同素材のパンツとセットであることが大前提。テーラードジャケットとのいちばん大きな違いはココになる。一般的なスーツからイメージするジャケットスタイルは、よりかしこまった印象となります。
・オススメシーンは?
一方、テーラードジャケットは羽織ると程良くきちんと感が演出できるため、あらゆるTPOに対応することが可能。つまり、迷わずどんな場所でも行ける大人の制服=テーラードジャケットと言っても過言ではありません。
‘ハズさない’テーラードジャケットの選び方
では実際に、ON・OFF兼用目線のテーラードジャケット選びで忘れてはならない5つのポイントを解説。
ポイント② 汎用性の高いカラーをチョイス
着回し力の高さを重視するなら、色は断然グレーかネイビーがオススメ。いずれもインナーやパンツとの色合わせがしやすく、さまざまなコーディネートに使えます。
ポイント③ 襟の形にも注意
OFFシーンで着るなら襟の形に注目を。タキシードに見られるピークトラペル(剣襟)はドレッシーな印象で、着こなすのが難しくなるので避けたほうがベター。
ポイント④ 肩パッドなしを選ぶのが正解
肩パッド入りのジャケットは仕事着感が出てしまうのでカジュアルスタイルには不向き。キメすぎずに着るなら、肩パッドや芯地がないアンコン仕立てがベストアンサーである。
ポイント⑤ 素材選びは季節、シーン、機能性で
素材もジャケット選びの重要な要素。季節やシーンで選ぶのが一般的だが、機能性に着目するのもアリ。事項からはこれからのシーズン春から夏にかけた着こなしをご紹介!
テーラードジャケットを使ったスタイリング4選
インナー次第で印象がガラリと変わるのもこのジャケットの魅力。季節やシーンで見ると、こんなアイテムがよく似合う。
いかがでしたでしょうか?
リバイバルをしつつ新たなアイデアをミックスしたこちらのシリーズ。様々なシチュエーションでファッションをお楽しみ頂けます。 店舗でもご用意があります。
ユニオンステーション一押しのシリーズですので、1度お試しになってみてください。
- 文: UNION STATION Yuki Yoshida
- Date: March 29 2021