行くところは違えどファッションに精通しているふたりがお互いのアプローチを表現したものづくりになっているということですね。
本当に自分達が好きで、情熱も注げて、かつ世の中の流れ的にもそういう需要ってあるんじゃないかということでそこに行き着きました。
今は「道具」が好きなのですが、例えば昔はモテるっていうのも洋服を着るひとつの原動力だったんですよね(笑)
けど僕も鈴木さんも歳を重ねていまはそういうのもあまり無くなってきたときにそういう道具やギアのようなものの良さに気づきましたね。
勉強になります(笑)
そんな中で今回のアプローチウェアでこだわったポイントはどんな部分なんですか?
ディテールもそうなんですけど、ちゃんとシチュエーションに特化してひとつひとつにストーリーを持てるようなとこが大前提としてのこだわりです。
前回の鈴木さんでいうと(第一回の記事はこちらから)、長時間の移動、とかパンツにものを入れた時の収まり、肌触りの良さとかがあったと思うのですが、北野さんはどういった点が挙げられますか?
僕は車移動が多いのでまずアウターは短丈が多いというのと、自転車移動も多いのでそういう時に使いやすいディテールはどういうものなのかという部分も加味していますね。
キャンプをやるようになって、それは前職の時には無かった北野さんの背景になると思うのですがそれはどういったところに活かされていますか?