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MENS BIGI

洋服好きな人のこだわりは必ずしも洋服だけとは限らない。
アクティビティ、インテリア、音楽、食、などその興味は多岐に渡ります。
そんな洋服好きな方々のこだわりやライフスタイルに迫り
それぞれの視点で見た「FUSE」をご紹介していく企画です。
第一回目はFUSEのディレクターでもある鈴木 敏之氏にお話を聞いていきます。

まず鈴木さんのお仕事についてお聞かせください。

メンズビギのディレクターで3ブランド程ディレクションをしています。
今回の「FUSE」もブランドの立ち上げから携わっています。

FUSE自体はどのようなブランドなのですか?

FUSEは融合という意味でアウトドアをルーツとする機能性と、シルエットにフォーカスした日常に調和するウェアを展開しています。なかでもパンツを軸に商品展開をしていて、
キーワードが「アプローチウェア」というものになるのですが、
様々なアクティビティに行くまでのウェアなどを提案しています。
例えば自分なら趣味でもあるスノーボードに行くまでに着る服が快適だったり機能的だったり、それでいてファッション性が高いものだと嬉しいというのがあるので
そういった点を意識したアイテムを開発しています。

着る人それぞれがどこかに行く時、何かをする時のきっかけになるような洋服ですね。

そうですね。僕ならスノーボードですけど例えばキャンプに行く時だったり、シーンは人それぞれですけど行く先々で着やすくてしかもこだわっている、そんな洋服です。
デザインのメインのイメージはアウトドアなフィールドです。


鈴木さんお気に入りのボード。全てブランドは北海道ニセコ発の「GENTEMSTICK」

「アプローチウェア」というキーワードがありましたが、鈴木さんの場合だと趣味でもあるスノーボードに行く時はどんな服装が多いのですか?

昔はスノーボードに行く洋服と街で着る洋服は分けていました。それがいまは分けなくなったかなと思います。

荷物を軽くしたり、単純な楽さを求めたということですか?

もちろんそれもありますが、
年齢を重ねていく中で自分のライフスタイルがある程度確立されてきて、そこに洋服の好みがリンクしてきたような感じです。

ライフスタイルとファッション性のリンクですね。

別ものとして捉えていたけど一緒のものとして考えるのもいいなと、スノーボードに行く時も着れるし普段でも着れるというのを考えたときにそれがFUSEでのデザインに反映された感じです。

実際、鈴木さんがスノーボードに行く時の服装で重要視している部分はどういった点ですか?

着やすさというか着心地や暖かさかもしれないです。実はサーフィンもやるのですが
この時期はサーフィンにしろスノーボードにしろもちろん寒いですよね。
そうなると暖かさはマストで、それもダウン的な(機能的な)暖かさではなくて、裏起毛やフリース素材など直接肌に触れて感じる暖かさや着心地が好きですね。


ご自身のスノーボードに行く際の着用アイテム

しかもその暖かさは普段の日常でも感じていいわけですよね。

そうですね、そういった点もリンクしてきているのかもしれないです。


多くのアイテムを所持しているという「patagonia」

持ってきて頂いたものの中にはpatagoniaが多いですがお好きなんですか?

気づいたらフリースやベストなど集めていましたね。ですがアウトドアのアイテムはpatagoniaに限らずTHE NORTH FACEとかでもトップスやパンツ、靴にもロゴが入っているので気づいたら全身ロゴだらけになってしまうこともあるので(笑)
なるべくロゴものはひとつだけにしているのがマイルールかもしれないです。
あとは靴にもこだわりがありますね。


愛用しているSUICOKEのスリッポン。中はムートンで暖かさも確保。

靴ですか?

こういった紐がなくて踵が踏める、スリッポンのような、ミュールのようなものが好きですね。

普段からこういったものをよく履きますか?

普段も多いですけど、特に山や海に行くときは着替えなどもあるので楽なようにですね。

シチュエーションに合わせてのこだわりが色々ありますね。
ちなみに山に行く時って何時くらいから出発されるんですか?

大体3時〜4時集合で車で3時間くらいかけて行きますね。

3時間車に乗っているとなるとやっぱりパンツもストレスがないものが良いですよね。

そうですね。グラミチのこれなんかはポケットの中にコインポケットも付いているので小銭も落ちないし良いですよね。車に乗っていると鍵とかモノが落ちることって多いので。
逆にメリノウールのパンツやスウェットは着心地は良いけどポケットに入れると重さでだらしなくなってしまうから、そういうときはトップスのポケットが大事だったりしますね。
なので意外と大事にしているのがパンツのポケットの使いやすさかもしれないですね。

ということは今回のFUSEのパンツは、、、?(笑)

もちろんです。ちょっと立って良いですか?(笑)
こんな風に普通にポケットが付いていてその上からもポケットが付いているので容量も入るし、物も落ちづらい。

まさに鈴木さんの経験が活きている一着ですね。

シルエットも太すぎず、程よい緩さがあってストレッチも効いているので長時間履いていても楽ですね。
最近の移動はもっぱらこれがスタメンですね(笑)

今年はこれを履いてどこか行くんですか?

普段は新潟や群馬が多いですけど今年は旭川に行きたいですね。

旭川まで行くんですか!?

年に2〜3回行きますよ(笑)
旭川だと近いところだと空港から30分くらいで行けるし、大きいところでも1時間あれば行けちゃうんですよ。
前の仕事を辞めた時にまとまった休みがあったのでひとりで1週間くらい行ってすっかりハマってしまって。そこから毎年行っていますね。

スノーボード愛がすごいですね。折角なので持ってきていただいた
鈴木さんのこだわりのスノーボードのアイテムを色々紹介してもらってもよろしいでしょうか?

これが自分がスノーボードする時の服装で、ボードは全てGENTEMSTICKのものです。
バックパックを背負って山を登るのですが仮に不測の事態が起きた時の為に
ショベルやトランシーバーなどのアイテムも常備しています。
でも、このあたりは単純にギアとして集めるのが好きな部分もあります。
男性ならこういうものを集めたくなる気持ちわかる人多いんじゃないですか?(笑)

今後もファッションはもちろん様々なジャンルに精通している方々をお呼びしてお話を聞いていきます。次回もお楽しみにお待ちください!







鈴木 敏之
メンズビギ、FUSEディレクター

大手セレクトショップでのディレクターを経て2020年よりメンズビギに入社。
趣味はスノーボードとサーフィン。
自身のライフスタイルでの経験をファッションに反映させ「アプローチウェア」としてパンツを中心に様々なアクティビティに行くまでのウェアなどを提案している。